福祉活動
日記

町 亞聖さん講演会

日付:
2013年7月28日(Sun)
於:
パルティとちぎ男女共同参画センター

18歳からの十年介護 ~母、そして家族と歩んだ私の人生~ と題した、 フリーアナウンサー、町さんの講演会に参加しました。何と高校3年生から介護をされていたというから、壮絶な介護生活だっただろう・・・ そう想像していたら、ご本人はいつしか生活の一部となっていたと仰っていました。

ご自身が18歳の時に、お母様がくも膜下出血で倒れ、半身麻痺の生活になりました。 まだ弟さんも妹さんも幼く、ご自身の進路の時期と重なり、ご苦労もあったろうと思います。

介護を通して学んだこと、アナウンサーの試験のこと、仕事と介護の両立などなど、盛りだくさんの講演会でした。1時間半があっという間でした。

18歳と言えば、まだ親がかりで大学生活を楽しんでいる若者も多いだろうに、 町さんは仕事、介護、弟妹のお世話など、ひとりで何役もこなし、頑張ってこられました。

アナウンサーと言えば華やかな印象。町さんも美人でどちらかと言えば派手な方なのかと思っていましたが、 そんな表向きの印象とは違う、別の暮らしをされていたのかと思うと、立派な方としか言えません。お話ぶりは穏やかで、驕り高ぶる素振りもない素敵な女性でした。

家族で支えたお母様は60歳前に亡くなりました。そしてその数年後にもお父様が亡くなり、今ではお一人暮らしを されているそうです。弟さんも妹さんも立派になって、ご自身も家庭を持ちたいと仰っていた町さん。お幸せになって下さい。

なかむらひろこ

ページの先頭にもどる