福祉活動
日記

国際福祉機器展2018

日付:
2018年10月12日(Fri)
於:
東京ビッグサイト

久しぶりに国際福祉機器展に行ってきました。
義母が病気で入退院を繰り返し、その間に要介護度も上がり、
現在はグループホームで暮らしています。

そんな義母も、90歳を迎えることができました。
入院中は医師、看護師、介護スタッフの方がいて、
退院後は同系列のグループホームに戻る生活がもう4年。

入院都度、医師やグループホーム施設長と関わりながら、
本人はもとより、家族の暮らしも支えていただいています。

特に義母のように大きな病気を抱えている場合は、
預かる側の体制管理もあろうかと思います。
正直、入所を断られたこともあり、
家族として、生活の方向性が見えず、
ただ心配していた時期もありました。

医療と介護、そして家族。
どのように連携し、どのように本人を支えていくかを
考えながらの生活がもうすぐ4年。
在宅介護も含めると6年くらいになります。

義母は毎月定期的な通院があります。
足腰の筋肉が弱って移動に困りました。
現在はホームの方が福祉車両に乗せて、
病院まで連れてきてくれています。

ホームでの暮らし方と病状との関係性から、
診察も同伴してくれ、福祉車両に義母を乗せて、
ホームのベッドに戻してくれています。
今年の入院前までは、家族が送迎していました。

困るのが、車いすから車の座席に移動すること。
足の筋肉が弱いから、慎重に2人~3人で介助でした。

福祉車両は、もはや福祉の現場のみで使用するものではなく、
自分たちの暮らしに利用するべきもののひとつになっています。

寿命が延びて長生きできるということは、
自力で生活するために、便利なものを身近に携えることが、
とても大切になってきます。

義母もいるし、実母もいるし、いずれ夫も・・・となると、
福祉車両にも変われる車が欲しい~となったわけです。

HONDA、トヨタ、ダイハツ、日産、スズキなど、
試乗できるようにスタッフを配置していました。

私も全ての車両を見て触れて、試乗してきました。
家族の人数、要介護者の状況によって、
選び方はさまざまあるでしょうが、
どのメーカーも軽自動車で勝負しています。

軽自動車得意の小回りと、自動車税の安さ、
そして、車いすでそのまま移動可能。いずれ購入希望です!

福祉車両が試乗できるディーラーさんはあまりないので、
こういう機会を利用できるのは助かりますね。
カタログを全メーカーいただきましたので、
比較検討しようと思います。

また、人工知能と福祉について、講義を受けました。
「OK!google」です!!

PCに向かって命令すれば、
カーテンは開く、時間は知らせてくれるし、お天気予報も教えてくれます。
自分の機能を補うツールのひとつで、とても役立つものですね。

もっと身近に捉え、
もっと日常生活に取り入れるべきだと思って見てきました。

以上、国際福祉機器展2018レポートでした。

なかむらひろこ

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